伊勢原総合車両所は、小田急電鉄が計画している新車両基地。小田急電鉄は「新たな総合車両所」と呼ぶ。相模大野駅に隣接する大野総合車両所の車両検査機能の移転を図る。
位置

小田急小田原線・伊勢原~鶴巻温泉のやや西寄り、神奈川県伊勢原市内の串橋地区を中心とした地域に整備する。広さは約15haで東西670m・南北290m。
大野総合車両所と同様に鉄道車両の法定検査(重要部検査・全般検査)を行う。大野総合車両所は4両編成を基本にしているのに対し伊勢原総合車両所は10両編成に対応。編成分割や屋外作業を伴うことなく検査業務を実施できるようにする。
供用開始時期
供用開始は2033年度の予定。小田急電鉄と伊勢原市は2023年3月8日に伊勢原総合車両所の整備などを含むまちづくり連携協定を締結した。この時点の計画によると、環境影響評価の手続きなどを経て2026年度から用地買収や工事などを始まる想定。
データ
※伊勢原市・小田急電鉄『持続可能なまちづくりを推進する連携協定』(2023年3月8日)など
第1種鉄道事業者:小田急電鉄
線名:小田原線
位置:伊勢原駅~伊勢原総合車両所~鶴巻温泉駅
供用開始時期:2033年度