福井新駅は福井県や福井市の構想。「福井市新駅」「新駅」とも呼ばれる。ハピラインふくいが運営するハピラインふくい線（旧・北陸本線）の福井～森田に新駅を整備し、福井市内の交通空白地帯解消や新駅周辺への居住誘導を図る。
位置
ハピラインふくい線の近町踏切南側（福井市高木町・高木2丁目）に整備する。隣接駅からの距離は推定で福井駅から約3.9km、森田駅から約2.0km。複線の線路に相対式ホーム2面2線を整備。ホームの長さは4両編成に対応した85mで、40mの上屋を設ける。踏切は立体化せず、地下道や跨線橋も設けない。
このほか、駅の西側に駅前広場やパーク＆ライドに対応した駐車場、駐輪場を整備。踏切を含む周辺の市道（約800m）は歩道を新設するなどして現在の6mから16mに拡幅する。
運行計画
運行計画は未定。
事業方式
国の集約都市形成支援事業として整備することを想定している。この場合、事業費の2分の1を国が負担し、福井県と福井市が4分の1ずつ負担する。
開業時期
開業時期は未定。2024年12月時点の地域公共交通計画では、2026年度に詳細設計を行い、2027年度以降に用地買収、工事着手する予定としている。
データ
※福井県並行在来線地域公共交通計画協議会『福井県並行在来線地域公共交通計画』（2024年12月改定）など
第1種鉄道事業者：ハピラインふくい
線名：ハピラインふくい線
位置：福井駅～福井市新駅～森田駅
