武庫川新駅は、兵庫県尼崎市・西宮市・阪急電鉄の事業。「武庫川周辺阪急新駅」「阪急武庫川新駅」とも呼ばれる。阪急電鉄が運営する神戸本線(阪急神戸線)の武庫之荘~西宮北口に新駅を整備し、公共交通空白地帯の解消や地域活性化を図る。
位置

尼崎市と西宮市の境界を通る阪急神戸線の武庫川橋梁に新駅を設ける。この橋梁は2014年度に完了した架替工事に伴い上下線のあいだに広い空間ができており、ここに2面2線の逆相対式ホームを整備する。改札などの施設は武庫川の東西両岸に整備する。
運行計画
運行計画は未定。
事業方式
整備費は約86億円。西宮市・尼崎市・阪急電鉄がそれぞれ3分の1ずつ負担し、西宮市と尼崎市の負担分は国庫補助も活用する。
開業時期
2031年度末の開業を目指している。西宮市・尼崎市・阪急電鉄は2025年4月に基本協定書を締結。2025年度から詳細設計に着手し、鉄道事業法に基づく事業基本計画変更や鉄道施設変更など工事着手に向けた各種手続きを進める。2026年度から本格的な工事に着手する予定。
データ
※武庫川周辺阪急新駅に関する検討会「(仮)武庫川周辺阪急新駅に関する検討報告書」(2021年9月)
※西宮市・尼崎市・阪急電鉄『阪急神戸線 武庫之荘駅~西宮北口駅間において2031年度末を開業目標として新駅設置事業に着手いたしました』(2025年4月10日)など
事業者:西宮市・尼崎市・阪急電鉄(第1種鉄道事業者は阪急電鉄)
線名:神戸本線
位置:武庫之荘駅~(約1.6km)~武庫川新駅~(約1.7km)~西宮北口駅
構造:逆相対式2面2線
駅舎:高架駅
開業予定時期:2031年度末