手柄山平和公園駅:山陽本線・姫路~英賀保

手柄山平和公園駅は兵庫県姫路市とJR西日本の事業。山陽本線の姫路~英賀保に新駅を整備し、手柄山平和公園などへのアクセス向上などを図る。従来は「姫路・英賀保間新駅」などと呼ばれていたが、2025年8月に開業時の正式な駅名が決まった。

位置

手柄山平和公園駅の位置。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

手柄山平和公園の北東側に相対式ホーム2面2線と橋上駅舎を整備する。ホームは幅3~5m、延長245mで12両編成の列車の停車に対応。自動券売機や自動改札機、改札内エレベーターを設ける。

駅の南北を結ぶ自由通路は幅約7m、延長約65mで、自転車を搭載できる大型エレベーターも設置。手柄山平和公園や同公園内に整備されるスポーツ施設「ひめじスーパーアリーナ」と駅舎を直結する。

運行計画

運行計画は未定。

事業方式

総事業費は約65億円。このうち約55億円を国庫補助を含め姫路市が負担し、残り約10億円はJR西日本が負担する。

開業時期

開業時期は2026年春の予定。新駅と自由通路の工事は2023年に始まった。駅前広場・道路工事は2025年度後半から開始の予定。

データ

◆事業基本計画変更認可申請(2021年1月14日)
第1種鉄道事業者:西日本旅客鉄道
線名:山陽本線
位置:姫路駅~(約1.8km)~手柄山平和公園駅~(約2.8km)~英賀保駅
構造:相対式2面2線
駅舎:橋上駅
開業予定時期:2026年春