多肥駅:ことでん琴平線・太田~仏生山

多肥駅は高松市や高松琴平電気鉄道(ことでん)が計画している新駅。琴平線の太田~仏生山に整備し、交通結節点と位置づけて路線バスなどとの連携強化を図る。従来は「ことでん新駅」などと呼ばれていたが、2025年1月17日に開業時の正式な駅名が多肥駅に決まった。

位置

多肥駅の位置。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

琴平線と香川県道147号太田上町志度線が立体交差する場所の南側に整備する。

栗林公園~仏生山で実施されている複線化事業(三条~太田は2020年11月1日に複線化)の範囲内で、相対式ホーム2面2線の構造を採用。各ホーム側に改札を設けるほか、上下線のホームを構内踏切で結ぶ。ほかに駅管理施設(事務所・休憩所)やトイレを整備する。

駅前広場は駅の東西両側に整備。路線バスやタクシーの乗降場などを設ける。

運行計画

運行計画は未定。

事業方式

事業費は約7億9000万円。国や香川県、高松市がほぼ全額を負担する。

開業時期

2026年度中の開業を目指している。

データ

※高松琴平電気鉄道『太田駅~仏生山駅間の新駅 名称の決定について』(2025年1月17日)
※高松市『「多肥駅:ことでん新駅(太田~仏生山駅間)」の駅前広場イメージ図を公開します!』(2025年1月17日)
※高松市『ことでん新駅(太田~仏生山駅間)基本計画』(2018年3月)など

第1種鉄道事業者:高松琴平電気鉄道
線名:琴平線
位置:太田駅~多肥駅~仏生山駅
構造:相対式2面2線
駅舎:地上駅
開業予定時期:2026年度中