ことでん琴平線の複線化と新駅は、香川県や高松市、高松琴平電気鉄道(ことでん)などの事業。ことでんが運営する琴平線の複線区間を拡大するとともに新駅(多肥駅)を整備する。これにより経営の改善や利便性の向上を図るほか、多肥駅を交通結節点と位置付けて路線バスなどとの連携強化も図る。
ルート・位置

琴平線は高松築港~栗林公園と三条~太田の2区間が複線化済みで、栗林公園~三条と太田~仏生山の2区間が事業中。事業中の区間が複線化されると、高松築港~仏生山の8.0kmが複線になる。ほかに仏生山~一宮の2.0kmも線路増設用地がほぼ確保されているが、複線化の具体的な計画はない。
多肥駅は太田~仏生山の複線化事業区間の中間に整備。琴平線と香川県道147号太田上町志度線が立体交差する場所の南側に設けられる。相対式ホーム2面2線の構造を採用。各ホーム側に改札を設けるほか、上下線のホームを構内踏切で結ぶ。ほかに駅管理施設(事務所・休憩所)やトイレを整備する。駅前広場は駅の東西両側に整備。路線バスやタクシーの乗降場などを設ける。
運行計画
運行計画は未定。
事業方式
国や香川県、高松市が事業費のほぼ全額を負担する。複線化の事業費は栗林公園~三条が7億6300万円で太田~仏生山は9億7800万円。多肥駅の駅舎整備事業費は7億8800万円になる。太田~仏生山の複線化と多肥駅は、2024年6月27日に認定された鉄道事業再構築実施計画に盛り込まれている。
開業時期
栗林公園~三条の複線化は2026年3月の見込み。太田~仏生山の複線化と多肥駅の開業は2027年2月の見込み。
データ
※高松琴平電気鉄道『太田駅~仏生山駅間の新駅 名称の決定について』(2025年1月17日)
※高松市『「多肥駅:ことでん新駅(太田~仏生山駅間)」の駅前広場イメージ図を公開します!』(2025年1月17日)
※高松市『ことでん新駅(太田~仏生山駅間)基本計画』(2018年3月)など
■複線化(栗林公園~三条)
第1種鉄道事業者:高松琴平電気鉄道
線名:琴平線
区間:栗林公園駅~三条駅
距離:1.0km
種類:普通鉄道
軌間:1435mm
単複:単線→複線化
供用予定時期:2026年3月
■複線化(太田~仏生山)
第1種鉄道事業者:高松琴平電気鉄道
線名:琴平線
区間:太田駅~多肥駅(新駅)~仏生山駅
距離:1.8km
種類:普通鉄道
軌間:1435mm
単複:単線→複線化
供用予定時期:2027年2月
■新駅(多肥駅)
第1種鉄道事業者:高松琴平電気鉄道
線名:琴平線
区間:太田駅~多肥駅~仏生山駅
構造:相対式2面2線
駅舎:地上駅
開業予定時期:2027年2月


