筑豊新駅は、JR西日本が運営する山陽新幹線の小倉~博多に新駅を設ける構想。「筑豊駅」「東福岡駅」「福岡中央駅」などとも呼ばれる。福岡県直方市が検討中。
位置
山陽新幹線と筑豊本線(福北ゆたか線)が立体交差する直方市植木地区に、山陽新幹線の新駅を整備する。隣接駅からの距離(実キロベース)は、小倉駅から約21km、博多駅からが35km。筑豊本線側にも新駅を設ける場合、筑前植木駅から折尾寄り約480mの位置になる。
周辺には九州自動車道の直方パーキングエリアがあるほか、新しい産業団地の整備が計画されている。
運行計画
運行計画は未定。基本的には山陽新幹線の各駅停車タイプ「こだま」のみ停車することが考えられる。
直方エリアから北九州方面や博多方面へのアクセス向上が図られるほか、産業団地のアクセス確保や直方パーキングエリアに停車する高速バスとの連絡、新幹線による荷物輸送との連携なども考えられている。
事業方式
沿線自治体などが建設費を全額負担する請願駅として整備することが考えられている。事業費は2006年の試算で201億円とされていた。
開業時期
開業時期や事業着手時期は未定。実現の可能性がやや高くなっている。
直方市は多額の費用がかかることなどを理由に2007年に構想を事実上凍結したが、産業団地の整備など周辺地域の状況が変化していることを受け、2024年から検討を再開している。
データ
構想者:直方市
駅名:筑豊新駅など
位置:小倉駅から約21km、博多駅から約35km
開業予定時期:-