松山空港アクセス新線は、松山市の中心部と松山空港を結ぶ新線を整備する、愛媛県の構想。松山空港へのアクセス改善を図る。
ルート
ルートは確定しておらず、これまで複数のルート・パターンを設定して需要予測などの調査が行われている。2015年度の需要予測調査では、4ルート7パターンが設定された。
4ルートのうち3ルートは、伊予鉄道の路面電車(松山市内線)をJR松山駅前停留場から南江戸まで延伸することを前提に、南江戸から松山空港まで新線を整備する案。それぞれ平面(地上)案と高架案を設定している。残り1ルートは伊予鉄道の鉄道(郊外電車)のうち郡中線の土橋駅付近から延伸するもので高架案のみ設定している。

運行計画
運行計画は未定。
事業方式
事業方式は未定。
開業時期
開業時期は未定で事業化のめども立っていない。愛媛県や松山市などで構成される松山空港アクセス向上検討会が2015年から2018年にかけ開催されて調査が行われたが、整備費用に対し便益が低いという結果が出ており、空港利用者数や沿線人口の増加、沿線開発の促進などが課題になっている。
データ
■松山空港アクセス向上検討基礎調査(2015年度)
●A-1・2・3ルート
区間:南江戸~松山空港
●B-1ルート
区間:土橋~松山空港