東武東上線の高架化は、東武鉄道が運営する東上本線(東上線)の下板橋~中板橋を一部高架化する東京都の事業。踏切解消による交通渋滞の解消や分断された市街地の一体化を図る。
ルート

大山駅とその前後の線路(複線)を高架化する。大山駅は現在の位置から川越寄り少し移動する。ホーム構造は現在と同じ相対式ホーム2面2線になる。これにより踏切8カ所を解消する。
事業方式
東京都を事業主体とする連続立体交差事業として高架化する。事業費は2021年12月時点で428億円とされている。
開業時期
事業中で施行期間は2030年度末までとされている。2019年12月の都市計画決定と2021年12月の事業認可を経て着手した。工事は仮線工法で行われる。
データ
◆都市計画決定(2019年12月20日)
◆都市計画事業認可(2021年12月20日)
施行者:東京都(第1種鉄道事業者は東武鉄道)
線名:東上本線
区間:(下板橋駅~)板橋区板橋2丁目~大山駅~板橋区仲橋(~中板橋駅)
距離:約1.6km
構造:高架式
事業施行期間:2021年12月20日~2031年3月31日