京成押上線の高架化は、京成電鉄が運営する押上線の四ツ木~青砥を高架化する東京都の事業。踏切解消による都市内交通の円滑化や分断された市街地の一体化を図る。
ルート

四ツ木駅から京成立石駅を経て青砥駅まで複線の線路を高架化し、これにより京成立石駅を高架化するとともに踏切11カ所を解消する。この区間の高架化が完了すると、押上線は全線が地下または高架になり、踏切がなくなる。
事業方式
東京都を事業主体とする連続立体交差事業として高架化する。全体事業費は2022年度時点で約485億円とされている。
開業時期
事業中で施行期間は2030年度末までとされている。2001年1月の都市計画決定と2003年2月の事業認可を経て着工。仮線工法で工事が進められている。2024年11月30日に下り線が仮線に切り替えられた。
データ
◆都市計画決定(2001年1月15日)
◆都市計画事業認可(2003年2月14日)
施行者:東京都(第1種鉄道事業者は京成電鉄)
線名:押上線
区間:四ツ木駅~京成立石駅~葛飾区立石7丁目(~青砥駅)
距離:約2.2km
構造:高架式
事業施行期間:2003年2月14日~2031年3月31日