相鉄本線の地下化は、相鉄が運営する相鉄本線・西谷~二俣川を一部地下化する横浜市の事業。踏切解消による交通渋滞の解消や分断された市街地の一体化を図る。
ルート

事業区間は西谷駅の海老名寄りから二俣川駅の横浜寄りまで。複線の線路を地下化し、踏切10カ所を解消する。
大半は事業着手前の地上線とほぼ同じ位置で地下化される。ただし鶴ケ峰駅は現在地からやや北側に移って地下化。構内配線は現在と同じ相対式ホーム2面2線になる。
地下トンネルの構造は地上~地下のアプローチ付近と鶴ケ峰駅が箱型トンネルで、それ以外は複線の円形トンネル。円形トンネルはシールド工法で整備される。
事業方式
横浜市を事業主体とする連続立体交差味業として地下化する。事業費は事業認可時点で約784億円とされている。
開業時期
事業中で施行期間は2033年度末まで。2022年1月の都市計画決定、2022年6月の事業認可を経て事業に着手した。
データ
◆都市計画決定(2022年1月25日)
◆都市計画事業認可(2022年6月21日)
施行者:横浜市(第1種鉄道事業者は相模鉄道)
線名:相鉄本線
区間:(西谷駅~)横浜市旭区西川島町~鶴ケ峰駅~横浜市旭区二俣川2丁目(~二俣川駅)
距離:約2.8km
構造:地下式
事業施行期間:2022年6月21日~2034年3月31日