都営大江戸線の延伸:光が丘~東所沢

都営大江戸線の延伸は、東京都交通局が運営する都営地下鉄12号線(都営大江戸線)を光が丘駅から埼玉方面に延伸し、武蔵野線の東所沢駅に連絡する構想。

概要

延伸区間の整備事業者や運営事業者、事業費の調達方法などは未定で、いつ着工して開業するのかも決まっていない。延伸区間のうち東京都内の光が丘~大泉学園町間は、導入空間として想定されている道路の整備が進められている。

沿線自治体で構成される都市高速鉄道12号線延伸促進協議会が2013年3月に公表した調査研究報告書などによると、光が丘~大泉学園町間は、現在整備が進む東京都市計画道路補助第233号線の地下にトンネルを設置し、土支田・大泉町・大泉学園町の3駅を新設することが想定されている。

大泉学園町~東所沢間は、新座中央駅と清瀬北部駅、東所沢駅を設置することが想定されており、一部は高架構造で建設することも考えられている。事業費の概算は、全線地下の場合で1914億円、一部高架構造は1856億円と算出されている。

光が丘~東所沢間の所要時間は、表定速度を40km/hとした場合で18分。運行本数は朝ラッシュ時の上り方向を1時間あたり10本、昼間時を1時間あたり5本と想定されている。

データ

■有力とみられる案
区間・駅:光が丘~土支田~大泉町~大泉学園町~新座中央~清瀬北部~東所沢
距離 約12km(光が丘~大泉学園町間は約4.2km)