都営大江戸線の延伸(練馬区内):光が丘~大泉学園町

都営大江戸線の延伸は東京都の構想。東京都交通局が運営する地下鉄12号線(都営大江戸線)を光が丘駅から北西に延伸し、東京都心部と東京都区部北西部、北多摩北部、埼玉県南西部のアクセス利便性の向上を図る。

ルート

都営大江戸線の既開業区間(太黒)と構想区間(赤・薄赤)。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

詳細なルートは未定。東京都の庁内検討プロジェクトチームによる2025年10月時点の検討状況などによると、練馬区内の整備区間は光が丘~大泉学園町。東京都市計画道路補助第230号線を導入空間とし、この道路に沿って地下トンネルを整備することが考えられている。

土支田通りの東側(土支田2丁目、西武バス高松幼稚園西停留所付近)に土支田駅を新設。補助230号線と東京外かく環状道路の交差部の西側に大泉町駅を設ける。終点の大泉学園町駅は、補助230号線と大泉学園通りの交差部の東側に整備する。

延伸に伴い必要な車両が増えるため、既設の高松車庫を改修。さらに大泉学園町駅の終端寄り(西側)に引き上げ線を整備する。

運行計画

運行計画は未定。練馬区によると、大泉学園町駅予定地付近から新宿駅までの所要時間は現在のバス・鉄道乗り継ぎで50分のところ、大江戸線延伸後は19分短縮の31分になる。2025年10月時点の試算では、延伸により1日あたりの旅客需要が約6万人増加するとしている

事業方式

事業方式は未定。既開業区間と同様に東京都交通局が運営する都営地下鉄として整備することが考えられている。2025年10月時点の試算では、概算事業費が約1600億円。地下高速鉄道整備事業として国や東京都、練馬区の補助を受けて整備することを想定している。

開業時期

開業時期は未定で事業化のめども立っていない。2025年10月時点の試算では、沿線のまちづくりを実施するなど一定の条件下では開業から40年以内に累積損益が黒字に転換するとしている。

導入空間となる補助230号線は、光が丘から土支田通りとの交差部まで完成済み。ここから大泉学園町駅付近までは事業中となっている。

データ

※交通政策審議会『鉄道ネットワークのプロジェクトの検討結果』(2016年7月15日)
※練馬区『夢のあふれるまち 大江戸線延伸 光が丘~大泉学園町』(2023年8月)
※東京都『現在の検討状況について』(2025年10月)など

区間・駅:光が丘駅~土支田駅~大泉町駅~大泉学園町駅
距離:4.0km

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