上飯田線の延伸は名古屋市の構想。名古屋市交通局が運営する上飯田線を延伸し、名古屋市内の中心部を南北に縦断する路線を整備する。
ルート

詳細なルートは確定していない。平安通駅から国道19号などに沿って南下し、名鉄瀬戸線の森下駅付近や名古屋市営地下鉄東山線の新栄町駅付近を経由して若宮大通の丸田町交差点付近に終点の丸田町駅を設けるルートが考えられる。丸田町駅では名古屋市営地下鉄の東部線(構想)や金山線(構想)に連絡する。
運行計画
運行計画は未定。東部線との直通運転が考えられている。既開業区間は名鉄小牧線との直通運転が行われていることから、犬山方面と笹島方面を直通する列車の運行が考えられる。
事業方式
名古屋市営地下鉄として整備することが考えられている。
開業時期
開業時期は未定で事業化のめども立っていない。1992年の運輸政策審議会答申第12号では2008年までの整備が適当な路線として盛り込まれたが、事業化しなかった。
名古屋市営地下鉄の経営の悪化を受けて名古屋市が設置した交通事業経営健全化検討委員会は2009年、地下鉄新線の建設凍結を提言。名古屋市交通局は2019年3月時点で経営状況の悪化が懸念されるとして新線建設を行う状況にはないとの考えを示している。
データ
区間:上飯田~新栄町~丸田町




