名鉄三河線の高架化は、名鉄が運営する三河線の三河八橋~竹村を一部高架化する愛知県豊田市の事業。踏切解消による交通渋滞の解消や分断された市街地の一体化を図る。
ルート

若林駅とその前後の線路を高架化し、踏切4カ所を解消する。高架橋は複線の構造で整備されるが、線路は現在と同じ単線で敷設される。若林駅は現在島式ホーム1面2線だが、高架完成後は島式ホーム2面4線の構造に変わり、相対式ホーム2面2線として使用する。
事業方式
豊田市を事業主体とする連続立体交差事業として高架化する。事業費は2024年度時点で約335億円とされている。
開業時期
事業中で施行期間は2027年度末まで。2015年7月の都市計画決定と2016年11月の事業認可を経て着手した。2023年3月4日に仮線への切替が行われている。高架線への切替は2026年3月の予定。
データ
◆都市計画事業認可(2018年4月3日)
施行者:豊田市(第1種鉄道事業者は名古屋鉄道)
線名:三河線
区間:(三河八橋駅~)豊田市花園町小平田~若林駅~豊田市若林東町棚田(~竹村)
距離:約2.2km
構造:高架式
事業施行期間:2018年4月3日~2028年3月31日