新函館北斗~札幌で延伸工事中の北海道新幹線を、さらに旭川市まで延伸する。
ルート・駅
ルートは確定していない。北海道新幹線旭川延伸促進期成会の想定によると、在来線のJR函館本線に並行。現在の特急停車駅や人口集積度、在来線との接続を考慮して中間駅を設定する。最高速度は従来の新幹線が260km/hなのに対し期成会の想定では360km/h。線路は単線整備を想定している。
事業方式
営業主体や建設主体は未定。整備新幹線と同じ方式を採用する場合、鉄道・運輸機構が建設し、完成後はJR北海道が運営することになるとみられる。
費用
事業費は確定していない。
効果
北海道新幹線旭川延伸促進期成会の想定による所要時間は、札幌~旭川が35分。いまより50分短くなる。このほか、函館~旭川が3時間17分短縮の1時間38分、仙台~旭川が3時間45分短縮の4時間7分になるとしている。
実現の可能性
実現の可能性は低い。2021年3月に旭川市や道東・道北の市町村などが参加する北海道新幹線旭川延伸促進期成会が設立され、旭川の延伸を求める動きが高まっている。
データ
■基本計画決定(1973年11月15日)
営業主体:-
建設主体:-
線名:北海道新幹線
区間・駅:札幌(~旭川市)
距離:約130km ※国土交通省鉄道局監修『数字でみる鉄道』(2017年版以前)による
種類:-
動力:-
軌間:-
単複:-
開業予定時期:-