羽田空港アクセス線は、東京都心から羽田空港に乗り入れる鉄道を整備するJR東日本の構想・計画。
東京都心から既設線の改良や短絡線の整備によって東京貨物ターミナル駅付近に乗り入れる「東山手ルート」「西山手ルート」「臨海部ルート」の3ルートと、東京貨物ターミナル駅付近~羽田空港を結ぶ「アクセス新線」で構成される。
このうち「西山手ルート」は、東京臨海高速鉄道りんかい線の大井町駅から東京貨物ターミナル駅付近まで短絡線を整備し、アクセス新線に接続。新宿方面から羽田空港へのアクセスを確保する。
ルート
詳細なルートは確定していない。りんかい線の大井町駅から地下トンネルで東に進み、東海道新幹線の車両基地や東京貨物ターミナル駅の下をくぐってアクセス新線に接続することが考えられる。
運行計画
運行計画は未定。埼京線や湘南新宿ラインなどの列車が乗り入れるとみられる。新宿~羽田空港の所要時間は約23分で、既設の鉄道乗り継ぎに比べ20分程度短縮される。
事業方式
事業方式は未定。JR東日本が事業主体となって整備することが考えられる。
開業時期
開業時期は未定で事業化のめども立っていない。東山手ルート・臨海部ルート・アクセス新線の開業後に着手することが考えられる。
データ
●西山手ルート
■JR東日本グループ経営ビジョン「変革2027」(2018年7月3日)
■2025年3月期第2四半期 決算説明資料(2024年10月31日)
構想者:東日本旅客鉄道(JR東日本)
線名:-
区間:大井町~東京貨物ターミナル駅付近
距離:約4km
種類:普通鉄道
動力:電気(直流1500V)
軌間:1067mm
単複:-
開業予定時期:-