桜島線の延伸:桜島~夢洲

桜島線の延伸はJR西日本の構想。「夢洲アクセス鉄道」を構成する構想の一つで、桜島線(JRゆめ咲線)を大阪湾の人工島「舞洲」「夢洲」に延伸し、夢洲に整備されるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)などへのアクセス向上を図る。

ルート

桜島線の既開業区間(太黒)と延伸構想区間(赤)。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

ルートは確定していない。大阪府市IR立地準備会議による技術検討(2014年度)では、桜島駅の一つ前にあるユニバーサルシティ駅の西側から地下化し、現在の桜島駅付近を経由。此花大橋にぶつかるあたりで西に向きを変えて舞洲に入る。

その先は北港テクノポート線の北ルート(事業休止中)と同一ルートになる。舞洲の東西を横断する道路(舞洲1路線~舞洲2路線)に沿って西へ進んだのち、南北を縦断する道路(舞洲3路線)に沿って南下。夢洲に入って大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)の夢洲駅付近まで整備する。

運行計画

運行計画は未定。現在のJRゆめ咲線の列車の運行区間を夢洲駅まで拡大することや、新大阪駅から夢洲駅まで直通列車を走らせることが考えられる。2025年8月に大阪府・大阪市が公表した分析結果では、所要時間は大阪~夢洲が20分で現状より6分短縮。新大阪~夢洲は25分で現状より9分短縮。両区間とも乗り換えが解消されるか、同一ホームでの乗り換えが実現するとしている。

事業方式

事業方式は未定。2025年8月公表の分析結果では、第三セクターが整備主体(第3種鉄道事業者)として鉄道施設を整備、保有し、運行主体(第2種鉄道事業者)が整備主体に線路使用料を支払って列車を運行する上下分離方式の導入を想定している。事業費は2025年8月公表の分析結果で約2850億円としている。

開業時期

開業時期は未定で事業化のめども立っていない。2025年8月に大阪府市が公表した分析結果では2040年の開業を想定して調査を実施。大阪府市が2024年11月に設置した夢洲アクセス鉄道の検討会で複数の鉄道整備案が比較検討され、2025年8月に桜島線の延伸と京阪中之島線の九条延伸が優位とされた。大阪府市は今後、この2線区について検討を深度化する考え。

データ

※大阪府市IR立地準備会議『夢洲への鉄道アクセスの技術的検討について』(2014年9月18日)
※大阪府・大阪市『夢洲アクセス鉄道に関する検討について』(2025年8月)など

区間:桜島~舞洲~夢洲
距離:約4.9km

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