川崎アプローチ線は、鶴見線・南武線支線の浜川崎駅と東海道線・南武線の川崎駅を直接結ぶ鉄道の構想。川崎駅と川崎臨海部のアクセス向上を図る。
ルート

浜川崎駅から川崎新町駅まで南武線支線を改良し、川崎新町駅から川崎駅まで新線を整備する。浜川崎駅では東海道貨物支線の貨客併用化(構想)と接続する。
新線整備区間のルートは固まっていない。かつては川崎新町駅から川崎駅に直接連絡する貨物線が存在したが、1973年に廃止。跡地は公共施設や商業施設、住宅などが整備され、線路の再敷設は困難になっている。
運行計画
運行計画は未定。
事業方式
事業方式は未定。既設の南武線支線はJR東日本が線路を所有して旅客列車を運行している第1種鉄道業者で、JR貨物がJR東日本から線路を借りて貨物列車を運行している第2種鉄道事業者になっている。
開業時期
開業時期は未定で事業化のめども立っていない。交通政策審議会が2016年に策定した答申第198号は収支採算性に課題があるとしている。川崎市は関係各所への要請活動を行っている。
データ
※交通政策審議会『東京圏における今後の都市鉄道のあり方について』(2016年4月20日)など
区間:浜川崎~川崎新町~川崎