新潟空港アクセス鉄道

概要

新潟市中心部と新潟空港を連絡する鉄道の整備構想。冷戦の崩壊により、日本海沿岸地域をひとつの経済圏とみなした「環日本海経済圏」という考え方が1980年代末期から1990年代初頭にかけて注目されるようになり、その経済開発の一環として上越新幹線の新潟空港乗り入れが考えられるようになった。

しかし、建設財源や採算性の問題などから具体化に向けての動きは進んでおらず、新潟県ではアクセス鉄道の整備を長期的改善策と位置づけ、新幹線以外の手段も含めて検討を進めている。

現在は上越新幹線の車両基地(新潟新幹線車両センター)から空港に延伸する「新幹線空港乗入れ案」と、白新線の大形駅から分岐して空港まで延伸する「白新線延伸案」、新潟駅から空港までLRTによる新線を整備し、ルートの一部は臨港貨物線を活用する「臨港貨物線・LRT案」の3案が検討対象となっている。

データ

区間新潟~新潟空港など
距離