蒲蒲線(大田区東西鉄道、新空港線)

概要

現在の東京急行電鉄東急多摩川線と京浜急行電鉄空港線を連絡し、東急線や東京地下鉄13号線(副都心線)方面などからの羽田空港アクセスの強化を図る路線。東急と京急の蒲田を結ぶことから「蒲蒲線」とも呼ばれる。

2000年1月の運輸政策審議会答申第18号において、大鳥居~京急蒲田~蒲田間が2015年度までに整備に着手するのが適当である路線として盛り込まれ、蒲田駅で東急多摩川線との相互直通運転を行うとされた。現在は都市鉄道等利便増進法の適用による整備が考えられており、東京都大田区が実現に向けて調査を進めている。

現在の整備計画素案では、東急多摩川線矢口渡駅の東側から地下に入り、蒲田駅付近に東急蒲田地下駅、京急本線と交差する産業プラザ付近に南蒲田駅を設置、大鳥居駅の西側で地上に出て京急空港線に接続するルートが考えられている。このうち南蒲田~大鳥居間は環八地下ルートと空港線北側の側道地下ルートの2案が設定されている。また、東急と京急の軌間が異なることから直通運転は行わず、東急蒲田地下駅で同一ホーム上での乗り換えが想定されている。

データ

区間矢口渡~大鳥居
距離約3.1km