北大阪急行線の延伸

概要

箕面新都心の開発などにより発生する輸送需要などに対応するため南北線を延伸する構想。2004年10月8日の近畿地方交通審議会答申第8号で中長期的に望まれる路線として盛り込まれ、2015年の鉄道事業許可・軌道事業特許と2016年の工事施行認可を経て着工した。

建設費は車両費込みで672億円。1編成の車両数は10両とし、平日1日の運転本数は156本。ピーク時には1時間あたり片道14本の運転が想定されている。

着工時は2020年度の開業を予定していた。用地買収の難航のほか、基礎杭の設置場所やトンネルの掘削地点にコンクリート擁壁や土留壁など昔の構造物があって撤去に時間がかかったことなどから工事が遅延。2019年5月、開業予定時期を3年遅れの2023年度に変更した。

データ

事業者北大阪急行電鉄
線名南北線延伸線
区間・駅千里中央~箕面船場阪大前~箕面萱野
種別千里中央~箕面船場:第1種鉄道事業
箕面船場~新箕面:軌道事業
種類千里中央~箕面船場:普通鉄道
箕面船場~新箕面:軌道
軌間1435mm
動力電気(直流750V) ※第三軌条集電方式
単線・複線複線
開業予定時期2023年度

進ちょく状況

2015年5月15日第1種鉄道事業許可申請・軌道事業特許申請
2015年12月25日第1種鉄道事業許可・軌道事業特許
2016年11月25日工事施行認可