阪急伊丹線の延伸(伊丹・宝塚線、塚口~尼崎線)(未成線)
伊丹線の両端を延伸して尼崎と宝塚を直結する路線。阪神電鉄が尼崎~西大島~宝塚間の鉄道建設を計画し、1923年に阪神系列の宝塚尼崎電気鉄道が同区間の免許を取得したことから、阪急はこれに対抗して伊丹線延伸の軌道特許を翌1924年に取得した。
しかし宝塚尼崎電鉄は1925年に着工したものの途中で中止、阪急も伊丹線延伸に着手することなく、2005年2月に工事施行認可申請を取り下げて軌道特許が失効した。
データ(伊丹~宝塚)
事業者 | 阪急電鉄 |
線名 | 伊丹・宝塚線 |
区間・駅 | (伊丹~宝塚) |
距離 | 7.2km |
種別 | 軌道事業 |
種類 | 軌道 |
軌間 | 1435mm |
電化方式 | |
単線・複線 | |
データ(塚口~尼崎)
事業者 | 阪急電鉄 |
線名 | 塚口・尼崎線 |
区間・駅 | (塚口~尼崎) |
距離 | 3.8km |
種別 | 軌道事業 |
種類 | 軌道 |
軌間 | 1435mm |
電化方式 | |
単線・複線 | |
手続き年表
1924/05/19 | 軌道事業特許(阪神急行電鉄) |
1924/07/01 | 塚口~尼ヶ崎、工事施行認可申請 |
1924/07/14 | 伊丹~宝塚、工事施行認可申請 |
1943/10/01 | 社名変更(阪神急行電鉄→京阪神急行電鉄) |
1973/04/01 | 社名変更(京阪神急行電鉄→阪急電鉄) |
2005/02/23 | 工事施行認可申請の取り下げにより特許失効 |